広島交響楽団 HIROSHIMA SYMPHONY ORCHESTRA
11月29日(金)開催、第395回定期演奏会におけるアンコール曲です。
ヘルムート・ラッヘンマン作曲
マルシェ・ファタール（命取りのマーチ）＊日本初演
ヘルムート・ラッヘンマン作曲のマルシェ・ファタールは、最初ピアノ曲として作曲された後、作曲者本人によるオーケストラ版が発表され、その世界初演を本日のマエストロ・カンブルラン氏がつとめました。そこでこの度広響への初の客演にあたり、特別にアンコール曲として「マルシェ・ファタール」の日本初演を行っていただきました。
和訳の（命取りのマーチ）は音楽学者の長木誠司氏の命名。
ヘルムート・ラッヘンマンのような現代作曲家がこのような調性を持つパロディ的作品を作曲することは作曲家として命取りになリかねない危険な行為（ラッヘンマンお前もか！）・・といった自身への皮肉が込められた、茶目っ気たっぷりの作品をお聴きいただきました。
カンブルラン指揮によるオーケストラ版世界初演の演奏（youtube）をお聴きいただけます。↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=u-gI9u-bjHo
ご来場いただきありがとうございました。
