本公演での海外のジャーナリスト来訪について、文化庁と日本オーケストラ連盟が主催する≪世界における我が国オーケストラのポジションVol.3≫で、世界4カ国からジャーナリストを招き、評論を行なう事業として、2/16「フラグシップコンサート“Music for Peace” 」が選出され、以下の方々にコンサートをお聴きいただきます。
・ウォルフガング・シャウフラー(墺)ユニバーサル・エディション国際宣伝部長
・クリスティアン・メルリン(仏)フィガロ
・クリストファー・モーリー(英)
・ポール・ペルコネン(米) (2017.1.17現在)
※広響の他にNHK交響楽団、九州交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢を聴き、それぞれ評論を行います。2月21日に大阪フィルハーモニー会館で行われる「文化庁平成28年度戦略的芸術文化創造推進事業≪世界における我が国オーケストラのポジションVol.3≫ 英国・オーストリア・フランス・日本の音楽評論家によるシンポジウム」にパネリストとして登場します。
また広響独自にも本公演に、国内から一人、ポーランドとモントリオールからそれぞれ一人が来広し、違う視点から評論を行なっていただくこととしています。
〈評論家プロフィール〉
ウォルフガング・シャウフラー(墺)ユニバーサル・エディション国際宣伝部長
ヴォルフガング・シャウフラーは1963年、オーストリアで生まれ、ウィーンで音楽理論を学ぶ。ウィーンの日刊紙、デア・スタンダードで音楽批評家、オーストリア放送協会で音楽ドキュメンタリー(1992年の「ピエール・ブーレーズ・イン・ザルツブルク」、その他)のプロデューサーをつとめた。1993年よりザルツブルク音楽祭の演出、ミュージック・ドラマトゥルクの広報を担当。印刷物全般(コンサート、オペラ)、「ネクスト・ジェネレーション」コンサートのプログラミングに携わった。現在でも音楽祭のために多くの記事を書き、いわゆる「テラス・トーク」のホストや主要参加アーティストのインタヴュアーをつとめている。1991年よりニコラス・アーノンクールと断続的に面談、作曲家や音楽ビジネスについてインタヴュー。その一部はザルツブルクのレジデンツ・フェアラークから出版された。2006年、国際的なオーストリアの音楽出版社、ユニバーサル・エディションの国際宣伝部長(国際代理人)となった。ムジークブラター編集長。「グスタフ・マーラー-指揮者へのインタヴュー」編集者。著名な指揮者29人が、この書籍でマーラーの音楽に対するアプローチを語っている。(アバド、バレンボイム、ブロムシュテット、ブーレーズ、シャイー、デュダメル、ゲルギエフ、ヤンソンス、マゼール、メータ、ラトル、サロネンなど)。日本語にも翻訳された。(邦題「マーラーを語る」音楽之友社)
クリスティアン・メルラン (仏) フィガロ
1964年パリ生まれのクリスティアン・メルランはフランスの日刊紙、フィガロの音楽評論主幹を15年にわたりつとめている。ディアパゾン、L’Avant-Scène Opéraなどの専門誌にも寄稿、ラジオ・チャンネル「フランス・ムジーク」のプレゼンターでもある。ドイツ学、音楽学者。ソルボンヌでワーグナーの楽劇及びウィーン・フィルの歴史の研究により博士号を得る。翻訳された『偉大なる指揮者たち』(ヤマハミュージックメディア発行)ほか、ワーグナー、20世紀の指揮者に関する多くの著作がある。オーケストラの内幕に迫ったAu Cœur de l’orchestreはベストセラーとなった。リール大学で教鞭をとって20年になる。
クリストファー・モーリー (英)
イギリス、″バーミンガム・ポスト紙”で音楽批評を行っている。
ポール・ぺルコネン (米)
ニューヨーク在住。クラシックブログ”Superconductor”主催者。その他”Playbill”誌でも批評を展開している。
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