3月29日(土、19時開演)、すみだトリフォニーホールでの「第10回地方都市オーケストラフェスティバル」と同じ曲目で開かれた第277回定期演奏会は、初演曲を含む3曲すべて「ノルウェー」の作曲家で構成。
ソリストには今回初来日となるノルウェーの人気ヴァイオリニストのヘンニング・クラッゲルード氏を広響が単独招聘。
クラッゲルード氏の演奏は今回日本初演となるシンディング作曲:ヴァイオリン協奏曲第1番を、多彩な音色を駆使し、息の長いフレージングの大きな音楽作りで演奏し、ロマンティックな曲想と相まって聴衆の皆さんに大好評でした。また、グリーグの抒情組曲は、指揮:秋山の音楽的でドラマティックな演奏が聴衆の共感を呼び、プロオケ初演となったスヴェンセン作曲:交響曲第2番は、初演にも関わらずノルウェー民謡を思わせる聴きやすい曲調で聴衆を引きつけました。
コンサート終了後はホールロビーで交流会「Meet The Hirokyo」を開催。秋山、クラッゲルード氏他、楽団員も多数参加し北欧音楽の話で大いに盛り上がりました。
交流会でファンにかこまれるソリスト・クラッゲルード氏。
すみだトリフォニー での公演にもぜひお越し下さい!!
地方都市オーケストラフェスティバル2008
<日時>3月29日(土)19時開演
※18:35より 音楽監督:秋山和慶と津田忠亮
(ノルディックサウンド広島)によるプレ・トークもあります。
<会場>すみだトリフォニーホール (東京都墨田区錦糸町1-2-3)
<出演> 指揮:秋山和慶、ヴァイオリン:ヘンニング・クラッゲルード
<プログラム>
・グリーグ:「抒情組曲
・シンディング:ヴァイオリン協奏曲第1番(日本初演)
・スヴェンセン:交響曲第2番
チラシはこちらから、ご覧頂けます!
→地方都市オーケストラフェスティバル2008
<第277回定期演奏会・当日のアンケートより>
「どの曲もすばらしかったです!!
抒情組曲、始めからずっと引きつけられ、とても感動的でした。
弦のボーイング、大編成での迫力、ダイナミクス、本当にすてきでした。
ヴァイオリンのソロもすばらしく木のやさしい温もりのある音でいやされました。繊細な中にも力強く、夢中になってしまいました。
交響曲は、木管の響き、金管(Hr)のハーモニー、ティンパニのあざやかなロール、まとまった弦ですごく良かったです。すてきな時間をありがとうございました。」
(20代女性・学生)