東日本大震災の復興支援のため、広響のコンサート会場での行わせていただいてきた募金活動のこれまでの結果の報告のため、日本赤十字社広島県支部長でもある 目録を湯崎英彦広島県知事(右)に贈呈する金田幸三理事長湯崎英彦広島県知事の元を広島交響楽協会理事長の金田幸三と広響楽団員でコントラバス奏者の徳原正法が伺いました。
定期演奏会やチャリティコンサートなどの会場で皆様から頂戴した善意の2,570,359円を日本赤十字社へお渡しさせていただく旨の目録を理事長金田から湯崎英彦県知事に贈呈させていただきました。
金田理事長からは、「小さなお子さんが袋一杯のお金を募金してくださったり、おひりとおひとりの、その気持ちの重さを強く感じた。東北のみなさんにもその気持ちを届けたい」と募金活動の様子を報告しました。
コントラバス奏者の徳原は、5月26日行ったチャリティコンサートの感想を知事から訪ねられ、「みなさん何かをしたいという気持ちを持っておられると思うが、私たちは演奏という形で、それを表現させていただく機会を与えていただいて、たいへんありがたいと思う。とても意義深いコンサートだった」と伝えました。
知事からは、こういった時に気持ちを伝えていくのに、音楽というのはとても相応しいのではとのお言葉もありました。
左からコントラバス奏者・徳原正法、金田幸三理事長、湯崎英彦県知事
広島交響楽団では今後も演奏会場での募金活動を継続させていただくほか、被災地から広島県へ避難していらした方々をコンサートに招待させていただくなどの活動を行って参ります。
なお、第309回定期演奏会(5/27)まで行っておりました、広響グッズ販売の売上げ全額寄付に関しましては、5月をもって終了とさせていただきます。
ご来場いただき善意をお寄せいただいた皆様に深くお礼申し上げるとともに、今後も皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。