広島交響楽団 HIROSHIMA SYMPHONY ORCHESTRA

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広島交響楽団の新たなコンサートマスター体制について
2023.10.20

現在、広島交響楽団では、三上亮と蔵川瑠美のお二人に広響のコンサートマスターとしてご活躍いただいていますが、現体制に加えて、四方恭子氏と北田千尋氏のお二人を新たにお迎えすることといたしましたので、皆様にお知らせいたします。

四方恭子氏には来週(10/27)開催予定の第435回定期演奏会から「広島交響楽団特別客演コンサートマスター」に。北田千尋氏には来年(2024年)7月より「広島交響楽団コンサートマスター」に、それぞれご就任いただくこととなりました。

今後の両氏の活躍にどうぞご期待ください。


■四方恭子よりメッセージです。
「広島の街とカープが大好きです。皆さまの前で演奏できるのをとても楽しみにしております。」

■北田千尋よりメッセージです。
「生まれ育った広島のオーケストラに迎えていただき、これから演奏できることをとても嬉しく思っております。より一層精進いたします!」


【四方恭子(しかた・きょうこ)プロフィール】

神戸生まれ。東京藝術大学在学中に、第47回NHK 毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)入選。ドイツ国立フライブルク音楽大学に留学し、ヴォルフガング・マルシュナー氏に師事。1982年シュポア国際ヴァイオリンコンクール第1位。1987年ケルン放送交響楽団(現WDR 響)にコンサートマスターとして入団し、1990年から2003年まで第1コンサートマスターとして活躍。ケルン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ソフィア・フィル、スロヴァキア・フィル、N響、札響、京響、都響等とソリストとして共演。1998年には、イザイ《無伴奏ヴァイオリンソナタ》全曲演奏会をケルンで行い、絶賛を博す。
国内では、霧島国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)等さまざまな音楽祭に参加。アフィニス夏の音楽祭では2002年から2018年まで音楽監督を務める。2003年に帰国し、2023年3月まで京都市立芸術大学において後進の指導にあたる。2005年から2022年まで兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター、2009年から2023年3月まで東京都交響楽団ソロ・コンサートマスターを務める。2009年兵庫県文化賞を受賞。京都市立芸術大学名誉教授。



ⓒT.Tairadate


【北田千尋(きただ・ちひろ)プロフィール】

広島市出身。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学院修士課程修了後、ブリュッセル王立音楽院を経てマーストリヒト音楽院にて研鑽を積む。
第7回仙台国際音楽コンクール第4位受賞。第1回ブラチスラヴァ舞台芸術アカデミー国際音楽コンクール第2位。第65回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第 1位。いしかわミュージックアカデミーIMA奨励賞、ミュージックアカデミーin みやざき優秀賞、霧島国際音楽祭賞など数々の賞を受賞。
東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭等に出演。 日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア放送交響楽団など国内外のオーケストラと共演。ソリストのほかオーケストラのゲストコンサートミストレス、室内楽奏者としても国内外のコンサートに出演。
カルテット・アマービレのメンバーとしても活動し、第65回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門にて第3位及び特別賞受賞。ニューヨークで行われたヤングコンサートアーティスト国際オーディション第1位。霧島国際音楽祭賞、堤剛音楽監督賞、ホテルオークラ賞など数々の賞を受賞。
マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイ・ソン、ポール・メイエ、イェルク・ヴィトマン、エリソ・ヴィルサラーゼ、エルサレム・カルテットほか著名な音楽家と共演を重ねる。
これまでに川本義幸、小室瑛子、村上直子、篠﨑功子、堀米ゆず子の各氏に師事。


ⓒLorenzo Barassi

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