広島交響楽団 HIROSHIMA SYMPHONY ORCHESTRA

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第403回定期演奏会(9/11開催)出演者・曲目の変更について
2020.07.30

 

【重要なお知らせ】

403回定期演奏会(9/11開催)出演者・曲目の変更について

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いつも広島交響楽団を応援いただき誠にありがとうございます。

9月11日(金)に開催いたします「第403回定期演奏会」につきまして、新型コロナウイルスの影響から、海外アーティストの来日が難しい事や、ステージ上のスペース確保の問題等により、出演者及び曲目を以下の通り変更した上で、開催することと致しました。

急な代役をお引き受けいただきましたお二方には心よりお礼申し上げます。

皆様方には何卒ご理解賜り、改めて「第403回定期演奏会」にご来場いただきますようお願い申し上げます。

指揮:阿部加奈子(クリスティアン・アルミンクからの変更)

ピアノ:小川典子(ティル・フェルナーからの変更)

曲目:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37

   フランク:交響曲ニ短調(フランツ・シュミット:交響曲第2番からの変更)

 

  • ●会員先行販売 84日(火)900

 広響事務局 TEL082-532-3080

 広響webチケット https://yyk1.ka-ruku.com/hirokyo-s/

 (対象会員:年間・前期定期会員、準定期会員、ディスカバリー会員、名曲コンサート会員)

  • ●一般販売 811日(火)900

 広響事務局 TEL082-532-3080

 広響webチケット https://yyk1.ka-ruku.com/hirokyo-s/

 チケットぴあ(Pコード175-001) ローソンチケット(Lコード62795

 ※エディオン等その他一般プレイガイドでの販売はございません

 

音楽総監督の下野竜也からのメッセージを掲載いたします。

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「阿部加奈子さん~小川典子さん」

 私たち広響の仲間であるクリスチャンが三度(みたび)来日出来ない事はとても残念ですし、寂しく思います。しかし、彼はいつも私たち広響と音楽を愛する皆様に心を寄せてくれています。収束後の来日を心待ちにしています。

 この様な時に、大切な定期演奏会を誰にお願いするか?という事が、我が国のオーケストラにとり喫緊の課題となっています。

 私はこういう機会にこそ、まだ国内では名前があまり知られなくとも実力のある素晴らしい指揮者に登場して頂くべきだと思いました。

 阿部加奈子さんはフランスを中心にヨーロッパで活躍されています。私が若い頃、フランスで指揮の機会があった頃に噂を耳にしていました。ご自身が作曲科のご出身という事もあるでしょうが現代音楽の紹介にも積極的に取り組み、東南アジアでのオーケストラ教育など、その活動は多岐に亘り、目覚ましいものがあります。

 阿部さんの演奏は、その素晴らしい耳から来る響きの美しさと全体を自然に構築していく素晴らしいものです。広島の皆さんにこの素晴らしい指揮者を紹介出来る事、そして、広響から素晴らしい音楽を引き出してくださる事を期待しています。

 この新しい出会いが双方にとって素晴らしいものになる事を信じています。

 また、ウィーンの人気ピアニストのフェルナーさんの来演も叶いませんが、演奏家、教育者として尊敬してやまない小川典子さんが来て下さる事にも心から感謝しています。

 小川さんは第一級、第一線でご活躍・ご多忙の中、川崎市を中心に社会活動を積極的に展開され「音楽」の在り方を身をもって私たちに示してくださる稀有な方です。小川さんの紡がれるベートーヴェンはきっと皆さんの心の奥まで沁み入ると思います。

   どうぞご期待下さい。

広島交響楽団音楽総監督

  下野竜也

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【阿部加奈子プロフィール】

オランダ在住。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、パリ国立高等音楽院にて作曲に関連する6つの課程とともに日本人として初めて同音楽院指揮科で学ぶ。これまでに作曲を永冨正之、管弦楽法をマルク=アンドレ・ダルバヴィ、楽曲分析をミカエル・レヴィナス、指揮をゾルト・ナジ、ヤーノシュ・フュルスト、ファビオ・ルイージ、エティエンヌ・シーベンスに師事。

パリ国立高等音楽院在学中の2005年に現代音楽アンサンブル「ミュルチラテラル」を創設、2014年まで音楽監督を務める。その間にチューリッヒ歌劇場やモンペリエ国立歌劇場で副指揮者を務め、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、ルーマニア放送交響楽団などに客演。日本国内では、これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック、大阪交響楽団、群馬交響楽団などと共演している。

2020年10月にはギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団、2021年4月にはジュネーヴ室内管弦楽団へのデビュー、また2021年春にはブシュラ・エル=トゥルクの新作オペラ「Woman at Point Zero」の世界初演を指揮することが決まっている。なお、本公演が広響デビューとなる。

阿部加奈子公式ホームページ : www.kanakoabe.com

©Piet Gispen

 

【小川典子プロフィール】

英国と日本を拠点に世界の主要オーケストラ・指揮者との共演や、室内楽、リサイタル等で世界各国へ演奏旅行を行う他、国際的なコンクールでの審査、各国でのマスタークラスなど、国際的で多彩な活動を展開中。2013年には初のBBCプロムスへの出演で注目を集めた他、ポーランド放送響、モスクワ放送響の英国ツアーのソリストとしても出演。その後もサンクト・ペテルブルク響、モスクワ国立響、BBC響など海外オーケストラとの共演や国際コンクールでの審査、イギリス、フランスを始め多くの音楽祭にも招聘されリサイタルやマスタークラスを行う。2018年はリーズ国際、グリーグ国際を始めとする世界的なコンクールの審査を行う他、各国の音楽祭等でのリサイタルも行われた。2019年には、日本、英国、フランス、ドイツ、ポーランド、韓国の6カ国でそれぞれ行われる音楽祭に出演。録音は北欧最大のレーベルBISと専属契約を結び、2020年7月には35枚目のCD「サティ:ピアノ独奏曲全曲集vol.3 “ヴェクサシオン”」が発売された。英国ギルドホール音楽院教授、東京音楽大学特任教授、ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー、「ジェイミーのコンサート」主宰、NAS英国自閉症協会文化大使、イプスウィッチ管弦楽協会名誉パトロン、浜松国際ピアノコンクール審査委員長、国際音楽コンクール世界連盟理事。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞、川崎市文化賞受賞。2017年11月にはこれまでの貢献をたたえて英国ギルドホール音楽院より「フェロー」の称号が授与された。

オフィシャルHP http://www.norikoogawa.com/

©武藤 章

 

 

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