3月7日の「第409回定期演奏会」に出演を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により来日が叶わなかった指揮者のパスカル・ロフェとソリストのエディクソン・ルイス両氏から広響観客の皆さまにメッセージが届きました。
広島交響楽団の聴衆の皆さまへ
2018年に広島交響楽団の皆さんとラヴェルやプロコフィエフの作品を演奏した際、会場の皆さまに温かく迎えていただきました。その思い出がありますので、今回再び広島を訪れ、美しいプログラムをお届けすることができなくなったことが残念でなりません。
私が感じるのは、世の中が混沌とした状況にある中、困難を乗り越え、想像力をもち続けるためには、音楽、美、そして他者を思いやる心が必要だということです。そして、実はそれらは、広響がいつも皆さんと分かち合っているものに違いないのです。
ですから、ぜひ3月7日のコンサートに足を運び、広響と、代役を務めてくださる熊倉優さん、私がこれまで何度もラヴェルの協奏曲で共演してきた素晴らしいピアニスト 萩原麻未さんの演奏をお聴きください。
パリから皆さまのご多幸をお祈りしています。どうぞご自愛ください。
パスカル・ロフェ
(©B Ealovega)
広島交響楽団の素晴らしい聴衆の皆さまへ
この度の3月7日のコンサートにおいて、熊倉優さんとスター・ピアニスト萩原麻未さんが代役を務めてくださることを大変光栄に思います。
私の切なる願いは聴衆の皆様と一緒にこのコンサートを聴くことですが、私たち外国人アーティストは入国することが叶いません。
どうか皆さんも、コンサートホールの客席から、私の分も楽しんでいただければ幸いです。
またすぐにお会いしましょう。
エディクソン・ルイス
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