この度、広島交響楽団の「第51回 ENEOS音楽賞 洋楽部門奨励賞」の受賞が決定しましたのでお知らせいたします。
これまで当楽団を支えてくださった皆様に心から感謝申し上げますとともに、今回の受賞を励みに、さらなる飛躍を目指してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
https://www.hd.eneos.co.jp/newsrelease/20210615_01_01_2011378.pdf
◆選考理由◆
広島交響楽団の近年の進展ぶりは目覚ましい。2017年以降、新設した「音楽総監督」に下野竜也を迎え、秋山和慶体制で培ったアンサンブル能力をさらに向上させた。また「ディスカバリー・シリーズ」も継承・発展させ、演奏機会の希少な作品をトークを交えて紹介、聴衆の関心領野は格段に拡がっている。加えて同年より実施した「Music for Peace プロジェクト」を特筆したい。マルタ・アルゲリッチを筆頭に世界的アーティストが演奏会および講習会に参加し、2019年には楽団のワルシャワ公演が実現。原子爆弾被爆75年の2020年には、コロナ禍に直面しつつも被爆ピアノを用いた藤倉大の新作協奏曲「Akiko’s Piano」の世界初演を敢行した。地域に、そして世界に密着しながら音楽性を高めてゆく姿勢を支持し、奨励賞を贈る。(音楽賞洋楽部門 選考委員会)
〒730-0842
広島市中区舟入中町9-12舟入信愛ビル2F
TEL:082-532-3080
FAX:082-532-3081
お問い合わせ・資料請求はこちら