広島交響楽団 HIROSHIMA SYMPHONY ORCHESTRA

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【重要なお知らせ】10月15日「第415回定期演奏会」出演者の変更について
2021.08.25

10月15日「第415回定期演奏会」に出演を予定しておりました、ピアノのルーカス・ゲニューシャス氏につきまして、コロナ禍での海外アーティスト等の入国制限措置の緩和が現時点で見通せないことから出演者を変更し、江口玲氏にご出演いただくこととなりました。演奏曲目の変更はございません。
ルーカス・ゲニューシャス氏の出演を楽しみにしておられた皆様には心よりお詫び申し上げます。
また、当日はラフマニノフがニューヨークの自宅で所有していたピアノ(スタインウェイ1932年製)を使用いたします。
急な代役をお引き受けいただきました、江口玲氏に感謝するとともに、特別なピアノによる演奏にもご期待いただき、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


江口玲氏よりメッセージが届いております。
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インターネットも高速交通網もない時代。
演奏会の数ですら今の比較とはならないほど少ない時代の価値基準は自分にあり、当然希少で個性豊かな芸術が生まれてくる。
1880年代に母親の歌声を聴いて育ったラフマニノフの演奏は自由奔放、変幻自在。ショパンを弾いてもバッハを弾いてもラフマニノフになってしまう。
その感性で、そして今日このステージにあるピアノで(!)作曲されたパガニーニ狂詩曲を広響の皆様と共に演奏できる喜び!!!お楽しみに! 江口玲

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第415回定期演奏会

◆日時:2021年10月15日(金)18:45開演(17:45開場)
◆会場:広島文化学園HBGホール
◆出演
 指揮:クリスティアン・アルミンク  ピアノ:江口玲

◆曲目
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲作品43
 ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

◆チケット料金
 S席5,300円・A席4,800円・B席4,300円(学生:1,500円)
 好評販売中

◆プレイガイド
 広響事務局 TEL:082-532-3080
 広響webチケット https://yyk1.ka-ruku.com/hirokyo-s/
 チケットぴあ(Pコード193-023)
 ローソンチケット(Lコード62025)


■江口 玲(えぐち・あきら)プロフィール

東京藝術大学附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、その後ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。1992年に大成功を収めたアリスタリーホールでのニューヨークリサイタルデビュー以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの主要演奏会場にて演奏を続けてきた。ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛されている。
作曲・編曲者としても実力を備えた大胆な解釈と表現技法でリサイタルや協奏曲など国内外を問わず活躍を続けるほか、ギル・シャハム、渡辺玲子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤース等数多くのヴァイオリニストたちから絶大な信頼を得ている。レコーディングはドイツグラモフォン、フィリップスやNYS クラシックスより多数のアルバムをリリース。最新作は川口成彦との共演で、ショパンの音楽の変遷を描いた作品「Chopin×Chopin」(NYSクラシックス/2020年10月発売)。レコード芸術2020年12月号で特選盤に選出された。
2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。
現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っているほか、洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授を務める。

写真:江口玲 © Kunihisa Kobayashi


■ラフマニノフスタインウェイ(1932年製) 製造番号 #273182

ラフマニノフが、長らくニューヨークの自宅で所有していたピアノ。
ウェストエンド・アヴェニューに住んでいた1932年から、1942年ビバリーヒルズに居を移すまでの間であり、ピアノ協奏曲第4番や交響的舞曲の作曲、またそれまでに作曲した作品の改訂をしたことになる。





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