政府による「オミクロン株に対する水際措置の強化の継続」により、外国人の新規入国停止措置が2月末まで継続されたことを受け、関係各所との協議・調整を行いましたが、誠に残念ながら「第419回定期演奏会」に客演を予定しておりました、指揮者のピエタリ・インキネン氏とピアノのティル・フェルナー氏の広響への出演を断念することといたしました。つきましては出演者および曲目の一部を以下の通り変更のうえ開催させていただきます。
両氏の出演を楽しみにされていた皆様には心よりお詫び申し上げるとともに、急な代役をお引き受けいただいた指揮者の円光寺雅彦氏とチェロの山崎伸子氏に感謝し、独自の世界観で音楽の深みを増す両氏と広響の協演に是非ともご期待ください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
なお、インキネン氏の広響以外に予定されている演奏会のための来日は引き続き協議中です。
************
第419回定期演奏会
◆日時:2022年3月5日(土)15:00開演(14:00開場)
◆会場:広島文化学園HBGホール
◆出演 指揮:円光寺雅彦 チェロ: 山崎伸子
◆曲目
F.J.ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
◆チケット料金
S席5,300円・A席4,800円・B席4,300円(学生:1,500円)
◆プレイガイド
広響事務局 TEL:082-532-3080
広響webチケット https://yyk1.ka-ruku.com/hirokyo-s/
チケットぴあ(Pコード193-028)
ローソンチケット(Lコード62042)
■円光寺雅彦(えんこうじ・まさひこ)プロフィール
1954年東京生まれ。桐朋学園大学指揮科卒業。指揮を斎藤秀雄氏、ピアノを井口愛子氏に師事。1980年ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナー氏に師事する。1981年帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団副指揮者に就任。1986年より同団指揮者となり、1991年3月までその任を務める。1989年より1999年3月まで、仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者としてオーケストラの飛躍的な発展に貢献。1998年5月より2001年4月まで正指揮者を務めた札幌交響楽団との取り組みは、2000年にサントリーホールにおける東京公演を指揮して好評を博すなど高く評価され、2011年4月から2019年3月までは名古屋フィル正指揮者として数多くの名演を共にしてきた。
NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、大阪フィル、広島交響楽団、九州交響楽団をはじめとするほとんどの国内オーケストラ、海外では1992年スメタナホールにおけるプラハ交響楽団定期演奏会への客演をはじめ、1994年BBCウェールズ交響楽団、1995年にはドミトリー・キタエンコからの招きによりノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、1998年1月にはフランス・ブルターニュ管弦楽団に客演し、深い音楽性と適確な指揮で多くの聴衆を魅了してきた。
「NHK名曲アルバム」「おーいニッポン」「あなたが主役~音楽のある街で」「あなたの街で夢コンサート」等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている。
写真:円光寺雅彦 (ⓒ三浦興一)
■山崎伸子(やまざき・のぶこ)プロフィール
広島生まれ。桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理各氏に師事。
第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後、文化庁海外派遣研修員として、ジュネーブでピエール・フルニエに師事。
帰国後は日本国内の主要オーケストラとの共演、リサイタル、また、イギリス室内管、スイス・ロマンド管、バンベルク響のソリストに選ばれるなど活躍を続けている。2007年より10年にわたり津田ホール、浜離宮朝日ホールでチェロ・ソナタ・シリーズを開催し、2017年5月に紀尾井ホールで最終回を迎え、好評を博した。2018年12月にはライブ録音した「J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲全曲」をリリース。2017年度からフィリアホールにて山崎伸子プロデュース「未来に繋ぐ室内楽」と題し、優秀な若手演奏家の紹介と室内楽を共演するシリーズを開催している。
1987年「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」受賞。2012年度『東燃ゼネラル音楽賞』(現:ENEOS音楽賞)奨励賞 受賞。現在、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授。使用楽器はヒエロニムス・アマティ1641年製。
写真:山崎伸子 (ⓒ武藤章)
〒730-0842
広島市中区舟入中町9-12舟入信愛ビル2F
TEL:082-532-3080
FAX:082-532-3081
お問い合わせ・資料請求はこちら