ポーランドの最も優れた現代作曲家の1人でクラシック音楽界の世界的権威でもあるクシシュトフ・ペンデレツキ生誕90周年を記念して、ポーランド広報文化センターとアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートは広島市及び広島交響楽協会と共催のペンデレツキを記念するベニバナトチノキの植樹式を行い、広島交響楽団を代表して下野竜也がご挨拶を、蔵川瑠美がペンデレツキ作曲、無伴奏ヴァイオリンのためのカデンツァを演奏しました。
JMSアステールプラザ西側(元安川)の植え込みに植樹され、プレートのQRコードを読み込んでいただければ『ペンデレツキの庭』HPにつながり、ペンデレツキの作品をお聴きいただけます。
明日のディスカバリー・シリーズにお越しの際は是非お立ち寄りください。
式典ご挨拶
バルバラ・スハボフスカ(アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート所長)
ウルシュラ・オスミツカ(ポーランド広報文化センター所長)
前 健一(広島市副市長)
下野竜也(広島交響楽団音楽総監督)
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『ペンデレツキの庭』
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933年11月23日―2020年3月29日)は作曲家で指揮者、音楽教育者でした。最もよく知られている彼の作品の1つに『広島の犠牲者に捧げる哀歌』があります。これは広島の原爆犠牲者に捧げられた作品です。クシシュトフ・ペンデレツキは日本を何度も訪れました。広島では1994年に初めて広島交響楽団と共演し、2019年にポーランド・日本国交樹立100周年記念での共演が最後となりました。2004年音楽部門で高松宮殿下記念世界文化賞を受賞しました。 自然も彼の情熱でした。クシシュトフ・ペンデレツキは自身で設計したルスワヴィツェにある庭園で過ごすのが大好 きで、自由な時間を全てそこに捧げました。彼の没後の2020年、彼の庭園はアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートが国事業『ペンデレツキの庭』を立ち上げるインスピレーションとなりました。この事業はポーランドの作曲家で あるクシシュトフ・ペンデレツキと緊密な関係にあった国々で彼の活動を記念する植樹を行うものです。
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