平素は広島交響楽団に対し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
11月22日(金)に開催いたします、「シン・ディスカバリー・シリーズ 第3回」につきまして、出演予定のソリスト萩原麻未氏が、第2子妊娠に伴う体調不良のためこの度の出演を見送ることとなり、代わって五十嵐薫子氏にご出演いただくことになりました。演奏曲目の変更はございません。
萩原麻未氏との共演を楽しみにしてくださっていた皆さまには大変申し訳ございませんが、心身への負担が大きいオーケストラとの共演を控えたいとのご本人の意向を尊重し、このような判断をいたしました。何卒ご理解賜り、本公演にご来場くださいますようお願い申し上げます。
■萩原麻未氏よりメッセージ
この度は、この演奏会を楽しみにされていた皆様にご迷惑をおかけすることとなり、本当に申し訳ございません。
故郷広島での演奏は私自身にとっても特別で、心から尊敬しておりますマエストロ・アルミンク氏、広島交響楽団の皆様とのコルンゴルトの協奏曲の機会を大変楽しみにしておりました。
しかしながら、妊娠中の体調で協奏曲を無事弾き終えられるかどうかどうしても心配が拭えず、このような決断に至ったことを深くお詫び申し上げます。
代役をお引き受けくださった五十嵐薫子さんに心より感謝申し上げるとともに、当日きっと素晴らしい演奏会になると信じております。
今後については体調のことを最優先に考えながら、周囲と相談しつつ検討していきたいと思っております。どうか温かく見守っていただけますと幸いです。
萩原麻未(©Marco Borggreve)
■五十嵐薫子氏プロフィール
2022年に第76回ジュネーヴ国際音楽コンクールのピアノ部門で第3位、およびRose Marie Huguenin Prizeを受賞。
6歳から、桐朋学園子どものための音楽教室でピアノを学び、桐朋学園大学を首席で卒業。皇居内の桃華楽堂での御前演奏会に出演し、また同年のベルギー王妃来日の際にも、御前演奏を行った。桐朋学園在学中は、第84回日本音楽コンクール第3位、併せて最も印象的な演奏に贈られる三宅賞を受賞するほか、ピティナ・ピアノコンペティションB級金賞、特級銅賞、ショパン国際ピアノコンクールin ASIA全国大会金賞、アジア大会銀賞、日本ショパン・ピアノコンクール第3位ほか受賞多数。これまでに東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団などと共演。
室内楽では、ワディム・レーピン、徳永二男、長谷川陽子らと共演しているほか、2020年の第89回日本音楽コンクールで、チェロ部門の共演者として審査員特別賞を受賞。NHK-FM『リサイタル・パッシオ』『ブラボー・オーケストラ』などに出演。
これまで今泉紀子、山田富士子、村上弦一郎、横山幸雄、岡本美智子の各氏に師事。
2010年桐朋学園高等学校奨学生、14年桐朋学園特別奨学生、14〜15年明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生、16年にはライプツィヒのメンデルスゾーン・アカデミー奨学生、17~18年桐朋学園仙川キャンパス特待生、18年~19年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
公式X @KaorukoIgarashi
五十嵐薫子(©Seiji Okumiya)
〒730-0842
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