平素は広島交響楽団に対し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
7月12日(土)開催の広島交響楽団「第453回定期演奏会」に出演を予定しておりました広響終身名誉指揮者の秋山和慶が、転倒による怪我で入院したことを受け、所属事務所から「8月一杯まで指揮活動を休止し、治療に専念する」との知らせがあり、誠に残念ながら本公演への出演ができなくなりました。
つきましては、7月定期の指揮者を高関健氏に変更して開催することといたします。指揮者変更に伴う曲目・ソリスト等の変更はございません。
改めまして、この度のご出演をお引き受けいただきました高関健氏には心より感謝申し上げるとともに、秋山和慶の一日も早い回復をお祈りいたします。
秋山和慶指揮によるオール芥川也寸志プログラムにご期待いただいていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜り、本公演へのご来場をお願い申し上げます。
■広島交響楽団 第453回定期演奏会
7月12日(土)15:00開演
広島文化学園HBGホール
指揮:高関健 チェロ:佐藤晴真
曲目:〈芥川也寸志 生誕100周年・誕生日〉
芥川也寸志:オーケストラのためのラプソディ
芥川也寸志:チェロとオーケストラのための「コンチェルト・オスティナート」
芥川也寸志:交響曲第1番
■高関健プロフィール
国内はもちろんのこと、世界に名だたる名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し聴衆や楽員から大絶賛を受けたサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会など海外への客演も多く、イツァーク・パールマン、ミッシャ・マイスキー、ギドン・クレーメル、ミハイル・プレトニョフ、ピエール・ブーレーズ等の世界的ソリストや作曲家、特にマルタ・アルゲリッチからは3回の共演を通じて絶大な信頼を得る、緻密なスコア分析からスケールの大きな音楽を作りだす名匠。
オペラでも新国立劇場やウラジオストクとサンクトペテルブルグでの團伊玖磨「夕鶴」、大阪カレッジオペラでのブリテン「ピーター・グライムズ」をはじめ、2021年には新国立劇場でストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」とチャイコフスキー「イオランタ」を指揮、作品の魅力を存分に伝えて高い評価を得ている。
広響第3代音楽監督・常任指揮者をはじめとする国内主要オーケストラで重職を歴任し、現在東京シティ・フィル常任指揮者(2015年4月~)、富士山静岡交響楽団首席指揮者(2021年4月~)、仙台フィル常任指揮者(2023年4月~)を務める。
1977年カラヤン指揮者コンクールジャパン、1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝。第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第50回サントリー音楽賞を受賞。
NHK等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている。
X (旧twitter) @KenTakaseki
高関健(ⓒK.Miura)
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