平素は広島交響楽団に対し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
6月21日(土)に開催いたします、「広島交響楽団 特別定期演奏会」につきまして、出演予定の指揮者、ウラディーミル・フェドセーエフ氏は、体調不良により来日を見合わせることとなりました。
代わって過去に2度客演いただいているアンドリス・ポーガ氏を新たにお迎えし、同一プログラムにて開催いたします。出演者変更による払い戻しは原則行いませんが、特殊なご事情等の場合は広響事務局までご連絡ください。
フェドセーエフ氏との共演を楽しみにしてくださっていた皆さまには大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただき、本公演に是非ともご来場くださいますようお願い申し上げます。
公益社団法人 広島交響楽協会
[お問い合せ]
公益社団法人広島交響楽協会(広響事務局)
TEL:082-532-3080 Email:info@hirokyo.or.jp
営業時間:平日9:00~17:20(土日祝休み)
■ウラディーミル・フェドセーエフよりメッセージ
日本の親愛なる友人のみなさまへ
日本を長く愛してきました。
そしてこの素晴らしい国でのツアーは、生涯忘れがたい喜びでした。
そのすべてが私の記憶にとどまり続けています。
温かい日本の聴衆のみなさまに深く感謝いたします。
そして卓越したオーケストラの鋭敏な音楽家たちと共に演奏できたことも大きな名誉でした。
そのすべてが音楽家の私にとって、素晴らしい贈り物でした。
私は今回のコンサートを心待ちにし、偉大な美に満ちあふれた音楽をみなさまと分かち合うために、指揮する準備を進めてきました。
愛する聴衆と同僚のみなさまのご期待に添えず、まことに申し訳ございません。
残念ながら体調が万全でなく、今回は日本に向かうことができません。
お会いできないのは本当に残念です。
みなさまを心から愛し、みなさまに思いを馳せています。
近い将来にお目にかかり、偉大な音楽を共に分かち合えることを願っています。
ウラディーミル・フェドセーエフ

ⓒAnja Köhler
■アンドリス・ポーガ プロフィール
アンドリス・ポーガは、ヤーセプス・ヴィートリス・ラトビア音楽院指揮科を卒業。ラトビア大学で哲学も学ぶ。その後、ウィーン国立音楽大学でウロシュ・ラヨヴィッチに指揮を師事。またマリス・ヤンソンス、小澤征爾、レイフ・セーゲルスタム等のマスタークラスにも参加。2007年ラトビア音楽大賞を受賞、2010年モンペリエで開催されたエフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクールで優勝。「チャイコフスキーの交響曲第4番は、その雄大さ、豊かさが、20世紀の偉大なロシアの指揮者、ムラヴィンスキー、テミルカーノフ、ゲルギエフ、そして偉大なるマエストロ、スヴェトラーノフを彷彿とさせる。限りない才能が満場一致で認められた」(プラスコヴァ・プラスコヴァア /レ・トロワ・クー2010)と絶賛された。以来、パリ管弦楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、ケルンWDR交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、シドニー交響楽団、ダラス交響楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団等へ客演を重ねている。
母国のラトビア国立交響楽団には20代の頃から定期的に招かれ、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの交響曲、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミット、メシアン、ベルク等、数々の名演を残した。2013年からは同響の音楽監督に就任、国内はもちろんヨーロッパ各地へのツアーも成功させた。現在は芸術アドバイザーとして関係を続けている。その間、パリ管弦楽団、ボストン交響楽団でアシスタント・コンダクターも務め、パリではジョルジュ・プレートル、ミッコ・フランクの代役で、ボストンではショスタコーヴィチ交響曲第15番で定期演奏会にデビュー、大成功を収めた。現在はノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団の首席指揮者。
2024/25年シーズンはスタヴァンゲル、ラトビアでの定期演奏会に加え、フランス国立放送管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ハンブルク交響楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、ケルンWDR交響楽団への再登場に加え、アイスランド交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団等へデビューする。

アンドリス・ポーガ
〒730-0842
広島市中区舟入中町9-12舟入信愛ビル2F
TEL:082-532-3080
FAX:082-532-3081
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