- 2016年度
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秋山 和慶 (指揮者) Kazuyoshi Akiyama
1941年生まれ。トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現・桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、東京交響楽団音楽監督/常任指揮者(現・桂冠指揮者)、九州交響楽団ミュージック・アドバイザー/首席指揮者(現・桂冠指揮者)を歴任。
サントリー音楽賞、芸術選奨文部大臣賞、大阪府民劇場賞、大阪芸術賞をはじめ、東京交響楽団とともに毎日芸術賞、京都音楽大賞、モービル音楽賞を受賞。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2014年文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞。2015年6月、渡邉曉雄音楽基金特別賞を受賞。
現在、広島交響楽団音楽監督/常任指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団アーティスティック・ディレクター/プリンシパル・コンダクター、洗足学園音楽大学教授、京都市立芸術大学客員教授を務めている。シャルル・リシャール=アムラン (ピアノ) Charles Richard-Hamelin
2015年ショパン国際コンクール第2位。クリスチャン・ツィメルマンプライス(ソナタベスト・パフォーマンス賞)を同時に受賞したシャルル・リシャール=アムラン。2014年、モントリオール国際音楽コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第3位、同時にベートーヴェンのソナタに対する特別賞受賞。2015年トロントのウーマンズ・ミュージカルクラブより特別なキャリアアップ賞を受賞。
ポール・サルドゥレスク、サラ・ライモン、ボリス・ベルマンに師事し、マックギル大学を2011年に卒業。2013年イェール大学でマスター課程を修了し、両大学から全面的な奨学金を受けた。2016年モントリオール音楽院を卒業。ピアニスト、ジャン・サウルニエとともに後進の指導にあたっている。
2015年9月にショパン後期の作品を収録したファーストCDを発売。2016年にセカンドCDがリリース予定。
これまでにワルシャワ・フィル、モントリオール・シンフォニー、コリアン・シンフォニー、イ・ムジチ・デ・モントリオール等と共演。
2016年、日本でのリサイタル・デビュー公演は各地で絶賛された。
楽器と一体化して紡ぎだされる温かい音、謙虚で成熟度の高い演奏は、早期より世界中のメディアから絶賛されている。シンフォニア・ヴァルソヴィアSinfonia Varsovia orchestra
ヴァイオリン奏者
スタニスワフ・ポデムスキStanisław Podemski , Violin
フルート奏者
アンジェイ・クシェザノフスキ
Andrzej Krzyżanowski, Flute
モントリオール交響楽団ORCHESTRE SYMPHONIQUE DE MONTRÉAL
コントラバス奏者
アリ・ヤズダンファーAli Yazdanfar, Contrabass
ホルン奏者
ジョン・ザーベル
John Zirbel, Horn
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フォルクハルト・シュトイデ Volkhard Steude
1971年ライプツィヒ生まれ。5歳より東ドイツ(当時)ブランデンブルク州コトブスの音楽学校でヴァイオリンを学ぶ。1987年に東ドイツのジュニア向けコンクールで第2位獲得。1988年からベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学にてヨアヒム・ショルツとヴェルナー・ショルツ教授の下で学び始める。国際コンクールで受賞を重ねる。
1994年11月にはウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに弱冠23歳で就任。更に2000年からはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めている。
また、ウィーン・フィルでは、ジュゼッペ・シノーポリやダニエル・バレンボイムの指揮によりソリストとしても共演しているほか、ヨーロッパと日本で数多くのソロ活動を展開(ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と三重協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調と二重協奏曲ニ短調、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲イ長調とニ長調、シンフォニア・コンチェルタンテ、シベリウスのヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲など)。その多くが放送用にライブ録音され、またCDとしてリリースされている。
2016年4月より広島交響楽団ミュージック・パートナーに就任。
使用楽器は1718年製のアントニウス・ストラディヴァリウス(ヴィオッティ、ロゼらがかつて所有)で、オーストリア国立銀行より貸与されている。シンフォニア・ヴァルソヴィア Sinfonia Varsovia orchestra
首席第2ヴァイオリン奏者
カミル・スタニチェクKamil Staniczek, Principal 2nd Violinist
首席コントラバス奏者
ニコラス・フランコ
Nicholas Franco, Principal Contrabassist
デンマーク国立交響楽団 DR SymfoniOrkestret
首席クラリネット奏者
ペドロ・フランコ・ロペスPedro Franco Lopez, Principal Clarinettist
ファゴット奏者
ドーテ・ベニケ
Dorte Bennike, Fagottist
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指揮:クリスティアン・アルミンク Christian Arming/ conductor
ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学でハーガーに学んだあと、小澤征爾のもとで研鑽を積み、ボストン交響楽団や新日本フィルハーモニー交響楽団にデビュー。ヤナーチェク・フィルの首席指揮者、ルツェルン歌劇場およびルツェルン交響楽団の音楽監督などを経て、2003年から13年まで新日本フィルの音楽監督として活躍した。2011年からベルギーの国立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、2017年4月から広島交響楽団の首席客演指揮者に在任中。
これまでにチェコ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ウィーン響、ベルギー国立管、トゥールーズ・キャピトル国立管、スイス・ロマンド管、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管などヨーロッパのトップ・オーケストラと共演。ほかにも、ボストン響との再共演のほか、シンシナティ響、ヒューストン響 、アトランタ響、N響、上海響など多くのオーケストラに招かれている。オペラではフランクフルト歌劇場やストラスブール歌劇場などで《ドン・ジョヴァンニ》《サロメ》《ホフマン物語》などを指揮。新日本フィル時代には《レオノーレ》《フィレンツェの悲劇》など、オペラ・プログラムにも積極的に取り組んだ。
レコーディングも数多く、ヤナーチェク・フィルとのヤナーチェク、シューベルト作品、新日本フィルとのブラームス/交響曲第1番、マーラー/交響曲第3番および第5番のほか、直近ではリエージュ管とフランク/交響曲ニ短調をリリースしている。ティンパニ:マティアス・ミュラー Mathias Müller /Timpani
1965年生まれ。12才よりロストック音楽院で、1982年から1987年までライプツィヒ音楽大学で打楽器を学ぶ。
1987年、クルト・マズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に打楽器奏者として入団。1989年、ドイツ民主共和国からドイツ連邦共和国へ逃れ、1990年から1996年までシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団で活動。1996年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に戻り、2000年より同楽団の首席ティンパニ奏者を、ヘルベルト・ブロムシュテット、リカルド・シャイー、現在はアンドリス・ネルソンスのもとで務めている。
これまでに、バイエルン放送交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ザクセン州立歌劇場管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、バイエルン国立歌劇場、バッハ管弦楽団などの世界的オーケストラと共演を重ねる。
現在はロストックとライプツィヒの音楽院で後進の指導にも力を入れている。
2017年、アフィニス夏の音楽祭in広島に出演、2018年の夏にはバイロイト祝祭管弦楽団に参加した。ピアノ:小曽根真 Makoto Ozone /Piano
1983年バークリー音大ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。
チック・コリア、ゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリスなど世界的なプレイヤーとの共演や、自身のビッグ・バンド「No Name Horses」を率いるなど、ジャズの最前線で活躍を続けている。
また、クラシックにおいても比類ない才能を開花し、NYフィル、サンフランシスコ響、シカゴ交響楽団など、欧州のオーケストラとも共演を重ねている。
2017年、10年ぶりに小曽根真THE TRIOを再結成し、アルバム「ディメンションズ」をリリース。
また、ニューヨーク・フィルに招かれ、‘バーンスタイン生誕100年祭’定期演奏会に出演。このライブ録音は、18年3月、「ビヨンド・ボーダーズ」と題してCDリリースを果たした。
映画音楽など、作曲にも意欲的に取り組み、多彩な才能でジャンルを超え、幅広く活躍を続けている。平成30年度紫綬褒章受章。
オフィシャル・サイト http://makotoozone.com/トランペット:金井晶子 Shoko Kanai /Trumpet
2014年大阪音楽大学器楽学科管楽器専攻卒業。2016年同大学院音楽研究科器楽専攻修了。
在学中より関西を中心にオーケストラ客演、室内楽演奏にて活動する。
2016年よりザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団登録団員を経て、2017年に広島交響楽団に入団。
大阪音楽大学演奏員も務める。
第6回関西トランペット協会コンクール課題曲部門第3位。
第20回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルを受講。選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。
関西音楽大学協会主催「第33回アンサンブルの夕べ」に金管五重奏で出演。
京都・国際音楽学生フェスティバル 2014」に金管五重奏、オーケストラメンバーとして出演。
これまでにトランペットを吉田治人、秋月孝之、飯塚一郎、神代修の各氏に師事。室内楽を池田重一氏に師事。パリ管弦楽団 Orchestra de Paris
ヴァイオリン奏者
ナディア・メディウニNadia MEDIOUNI, Violin
ヴァイオリン奏者
ジル・アンリ
Gilles HENRY ,Violin
シンフォニア・ヴァルソヴィア Sinfonia Varsovia orchestra
首席第2ヴァイオリン奏者
カミル・スタニチェクKamil Staniczek, Principal 2nd Violinist
首席コントラバス奏者
ニコラス・フランコ
Nicholas Franco, Principal Contrabassist
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19.06.20 Music for Peace Concert 出演アーティスト
指揮:クシシュトフ・ペンデレツキ
Krzysztof Penderecki Composer/Conductorポーランド人作曲家、指揮者。
広島の犠牲者に捧げる哀歌(1960)、ルカ伝による受難曲(1966)、ジャニーヌ・ヤンセンとジュリアン・ラクリンのために作曲されたダブル・コンチェルト(2012)などの名曲がある。
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、MDR交響楽団の客演指揮者、カザルス音楽祭(プエルトリコ)の芸術監督、北京音楽祭のアーティスティック・アドバイザーを歴任。2003年よりシンフォニア・ヴァルソヴィアの芸術監督を務め、多彩なプロジェクトを展開している。ポーランド国立放送交響楽団、シンフォニア・ルヴェンタス、ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団、シンフォニエッタ・クラコヴィア、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団とも定期的に共演。2014年にはアンナ・シュミットにより、ペンデレツキの音楽と人生を追ったドキュメンタリー「Paths through the Labyrinth」が撮影された。
2018/2019シーズンでは、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、東京都交響楽団、広島交響楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、リスボン・メトロポリタン管弦楽団を指揮。近年のハイライトは、ベルリン放送交響楽団、モーツァルテウム管弦楽団、ワイマール・シュターツカペレ、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、ガリシア交響楽団との共演、2017年プラハの春音楽祭のクロージング・コンサート(プラハ放送交響楽団)、南米ツアー(サンパウロ交響楽団)などがある。
2017年のグラミー賞にて最優秀合唱パフォーマンス賞を受賞、5度目の受賞となる。ヴァイオリン:庄司 紗矢香 Sayaka Shoji /Violin
1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少かつ日本人として初めて優勝。
グラモフォン誌に「絶大なスタミナと何事にもひるまない精神、希有な音楽家」と評され、ズービン・メータ、ウラジミール・アシュケナージ、マリス・ヤンソン、パーヴォ・ヤルヴィ、オスモ・ヴァンスカ、アントニオ・パッパーノなどの世界的指揮者と共演を重ねている。
近年では、マリインスキー劇場管弦楽団(ワレリー・ゲルギエフ)と日本ツアー、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、アイスランド交響楽団、NHK交響楽団(ウラジミール・アシュケナージ)、トーンキュンストラー管弦楽団(佐渡裕)などと共演している。ドイツ・グラモフォンへ、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲、テミルカーノフ指揮、サンクトペテルブルク・フィルとのベートーヴェン&シベリウスのヴァイオリン協奏曲など多数のアルバム録音がある。
最近では、ウィーン楽友協会で佐渡裕とトーンキュンストラー管と共演したバーンスタインのセレナーデのライブ録音をリリースした。
2016年毎日芸術賞受賞。本公演の使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス “カストン”。